いつも、大和シルフィードへご声援をいただき、ありがとうございます。
このたび、早狩夏葉選手が2024シーズンをもちまして、現役を引退することになりましたので、お知らせいたします。
◾️ポジション
MF
◾️生年月日
2002年9月7日
◾️出身地
神奈川県横浜市
◾️サッカー歴
太尾FC(小学校) → 日テレメニーナ(中学校) → 十文字高校サッカー部→大和シルフィード
◾️コメント
いつも大和シルフィードを応援していただきありがとうございます。
2024シーズンをもって引退するをことを決断しました。
小学校2年生から今まで続けた15年間のサッカー人生。長いようであっという間の現役生活でした。まだ水泳選手を目指していた小学生1年生の時に同じクラスになった女の子がサッカーに誘ってくれたことがきっかけで始めたサッカー。それから毎日ボールを追いかける日々が始まりました。お盆もなければ年末年始も休みがなく365日がサッカー中心で周っていた生活でした。
振り返れば自分がピッチに立って獲れたタイトルもなければ、個人賞も何もないような選手でした。所属していたチームが優勝することは多々ありましたがいつもその瞬間にはピッチに立っていることはなかったです。それでもここまで全力で夢中になれ、打ち込むものに出会えた私は世界一の幸せ者です。努力が報われないことも多くありました。それでも必死に打ち込んだ時間は無駄ではないし、その時間の全てが今では私の財産です。そしてそう思わせてくれる瞬間を快感を私は知っているからこそここまでサッカーを愛し、夢中になれました。
「なでしこジャパンになりたい。」この夢に向かって走り続けた15年間はたくさんの感情を経験し、たくさんの素敵な出会いがあった日々でした。夢を叶えることはできませんでしたが、この夢が私に与えてくれたものは夢を叶えるよりも大きなものを与えてくれました。それは私の人生にとって何にも変えられない価値あるものです。
この素晴らしい経験してこれたのは、これまでに数え切れないほどの人たちの支えがあったからです。家族、友人そしてこれまで関わっていただいたチームメイト・監督・コーチ・フロントスタッフ・ファン、サポートの皆様。感謝の言葉をいくら伝えても足りないほどのサポートそして熱い応援をありがとうございました。
高卒で右も左もわからない私を迎え入れてくれた大和シルフィードの皆様にはとても感謝しています。そしていつでもどんな時でもスタンドから響く熱い応援は私の背中を押してくれ、もっともっと頑張らないと私を奮い立たせてくれたファン、サポートの皆様ほんとにありがとうございました。
最後に、そこまで試合は直接来れないことが多かったが毎試合SNS等で試合の結果を見てLINEをくれてた母。そのLINEは密かに嬉しく、次こそ点とって喜んで欲しいなという想いになっていました。「君はサッカー向いてないよ」と何度言われたか忘れるほど昔は私に言っていた父。でもなんだかんだ活躍したり点とったりするとずっとその試合の話をして、1番喜んでいる父を私は知っています。何か大きな活躍で恩返しを出来なかったことはとても心残りですが、そんな私をいつもどんなときも1番側で支えてくれてありがとう。私がサッカーを頑張れる根源でした。
とても長々と書いてしまいましたが、これからは早狩夏葉の第2人生の幕開けです。社会人になってキラキラ素敵な女性になります。
たくさんの感謝とそして大好きな人に囲まれた幸せいっぱいのサッカー人生をありがとう!!