いつも、温かい応援をありがとうございます。
本日の2023プレナスなでしこリーグ1部第21節、スフィーダ世田谷FC戦の敗戦を持って、リーグの最終順位12位、最下位が確定いたしました。
順位もさることながら、地域の皆さんに元気や笑顔を届けることをミッションに掲げるクラブとして、シーズンを通じてそうした瞬間をたくさんお届けすることが果たせなかったことに、一番の責任と悔しさを感じています。
これだけ苦しいシーズンにも関わらず、常に全員でポジティブなパワーを出し、諦めることなく、下を向くことなく、人のせいにすることなく、勝利の可能性に対して貪欲に、戦い続けてくれたトップチームの全ての選手、スタッフたちを誇りに思うと同時に、どんな時も後押しし、支えてくださったファン、サポーター、パートナー企業、全ての皆様に、改めまして心からの御礼を申し上げたいと思います。
我々は、昨シーズン2部で3位となり、本来であれば昇格に届かない順位ながらも、いくつかの条件が重なり1部昇格を果たすことができました。迎えた今シーズン、1部の難しさを想定した中ではありましたが、たった一つのミスが失点に直結するような、そして非常に強度の高い1部の壁の前に、跳ね返される結果となりました。
選手を雇用頂いているパートナー企業の皆さまには、グラウンド確保が容易になる午前練習への切り替えに多大なご協力を頂くなど、クラブに関わる様々な方から頂いた有形無形のサポートを十分に強化へと活かすことができなかったことは、私の力不足に他なりません。
最下位だから全てがだめだったとせず、1部の中でも通用したこと、シーズンで積み上げられたこと、厳しい状況になったからこそ発揮できたこと、そうした良い点を冷静に見落とさずに、一方で中長期的な強化戦略の見直し、クラブとしてのサポート体制の充実などを、ゼロから厳しく省察して参ります。
今シーズンのリーグ戦は、残り1試合。ホームでの試合です。
順位は確定していますが、だからこそ、本当に一人ひとりのプライドをかけた大事な試合になります。どんな状況でも、どんな結果でも、大和シルフィードを、大和シルフィードに所属する選手を、「応援していて良かった」と、そう思って頂けるための準備を、しっかりと進めたいと思います。
共に、最後まで闘って頂ければ幸いです。
大和シルフィード株式会社
代表取締役社長 大多和亮介