いつも大和シルフィードへのご声援をありがとうございます。
本日、日本女子プロサッカーリーグ、WEリーグ2年目の参入審査結果が通知され、
大変残念ながら、大和シルフィードの参入は見送られる結果となりました。
クラブでは、初年度参入に向けたチャレンジからの約1年、大きな課題である、
1、プロ基準スタジアムの確保(ホームゲーム開催の80%以上)、そして2、財務基盤強化、
の2点を重点的に取り組んで参りました。
1については、現在のホームスタジアムである「大和なでしこスタジアム」がプロ基準を満たしておらず、近い将来における増席等の検討を大和市へご相談して参りました。しかし今回の申請時点においては、求められる基準に近づくような回答は得られず難しい結果となりました。一方、パートナー企業様等の多大なご協力もあり、神奈川県内でプロ基準を満たした他スタジアムの使用の目処を得ることができましたが、ホームゲーム80%以上開催というハードルを超えることはできませんでした。
クラブとしましては、今後も関係各所と協働し、プロ基準を満たしたスタジアムの確保に努めていく所存です。
2については、WEリーグヘの挑戦を共にする新たなパートナー企業様との接点を、現在のコロナ禍において見出すことが非常に困難を極めました。しかし、これまで大和シルフィードを応援してくださってきた現パートナー企業の皆さまだけでなく、今シーズンから新たに加わって頂いたパートナー企業の皆さまの力強いご支援が日々増していっていることは確かであり、何よりの支えとなっています。
そして、今年9月にいよいよWEリーグが開幕したことで、その舞台を目指すこと、その舞台に立つことを通じて実現したいことなどを、企業の皆さまとより具体的に共有することができるようになりました。この点は、今後に向けたポジティブな要素と捉えており、大和シルフィードの挑戦や、クラブが生み出す価値へ賛同頂ける企業さまとの様々なご相談を、一層加速していくべく取り組んで参ります。
今回のWEリーグ参入は見送られましたが、クラブの目指すミッション、ビジョンに変わりはありません。
大和市、神奈川県というホームタウンにしっかりと根を下ろし、地域を元気に、地域を健康にしていくために、
皆さまと共に闘っていきます。
そして女子サッカーを通じて、女性アスリートの心身の健康増進、10代女性のスポーツ実施率向上、働く女性のヘルスケア改善など、経済的インパクトに加えた、社会的インパクト創出を目指し、
その両立を目指して行きます。
今後とも、ご支援、ご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2021年9月27日
大和シルフィード株式会社
代表取締役社長
大多和亮介