大きな転機は、2011年女子ワールドカップ優勝と、2012年ロンドンオリンピックでの銀メダルでした。大会で活躍した川澄奈穂美、上尾野辺めぐみ両選手がシルフィード出身であることから、大和シルフィードは全国区の知名度を得ました。「地元大和からなでしこチームを」と大和市からも支援を約束いただき、広く市民に愛され支えられる総合型スポーツクラブを目指し2012年にNPO法人を設立、2014年にはなでしこを目指すトップチームを結成いたしました。
現在、クラブは「大和シルフィード」(通称トップ)「大和シルフィードU-18」(通称U-18)「大和シルフィードU-15」(通称U-15)の3チームで構成されます。トップはクラブの顔ともいうべきトップチーム、下部組織としてU-18・U-15も活躍しています。
トップは、2014年度県リーグ1部に属し11月に行なわれたチャレンジリーグ参入決定戦において上位の成績を収めチャレンジリーグ昇格を決めました、2015年4月に「大和市のホームタウンチーム」に認定され、以降大和なでしこスタジアム(旧:大和スポーツセンター競技場)をホームグラウンドとしています。
2018シーズンにプレナスチャレンジリーグを総合優勝し、翌年2019シーズンからプレナスなでしこリーグ2部に属しています。その他、皇后杯に出場します。
U-18は、2016年度にU-15の選手が中心となり発足しましたが、外部チームからの入部も随時受け付けています。年間を通して関東プリンセスリーグ・ユース選手権を戦い、夏季・冬季休みでは遠征合宿などで日々トレーニングを行っています。
U-15は、U-15リーグ・アカデミーカップの他、U-15選手権大会、中学生大会に出場し、全国大会を目標に日々トレーニングを行っています。
U-15メンバーのほとんどは小学生年代にサッカーを始めた選手です。
大和市はもちろん、県内各地から集まっています。サッカーの技術だけでなく、挨拶やチームの仕事の分担なども率先して行えることも大切にしています。
これまでU-15年代では多くの大会で好成績を残してきました。U-15選手権では05、06、07、08、09、13年度に全国大会に出場しています。なかでも05、07、08、13年度では全国3位の好成績をおさめました。
クラブの外でもシルフィード出身の選手達はいろいろな場で活躍しています。2011年ドイツワールドカップ優勝で一躍全国区になったNWSLのスカイ・ブルーFCの川澄奈穂美、アルビレックス新潟 の上尾野辺めぐみは、ともにシルフィードの1期生です。
2014年アジアカップで日本代表戦出場を果たした伊賀くノ一の杉田亜未をはじめ、元REDSレディース・現saicoloの筏井りさ、海外ではスペイン女子サッカー1部リーグ所属 Fundación Albacete Femeninoの田中ひとみが活躍しています。
その他、全国 大会常連の大学・高校サッカー部に多数のOGがいます。
市民に愛されるクラブを目指して、今後も活動していきます。
引き続き、ご支援・ご声援の程、よろしくお願い致します。
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